自分を知る人の強さ~7/19ウラナイ・トナカイお店日記

昨夜、社会人4か月目の娘が帰宅して開口一番、「仕事は容赦ないよ!」と言い放ったので、大爆笑してしまった。
日々、鍛えられていますね。

娘は石門星を二つ持っています。娘と話していると、石門星が野の花、乙に例えられるのがすごくわかります。ちなみに夫は貫索星を持っていますが、一人ですくっと立つ一本の木のイメージ・甲があります。不器用さもあるし。
私は貫索や石門のある2人を、常々ぶれない人達でいいなと羨ましく思うのですが。
貫索も石門もない、揺らいでなんぼが自分の常です。

娘の会社でのお悩みを聞くと、とっても「石門星」らしく悩んでいる。
娘は私と同じ、中心調舒星仲間ですが、中心星だけで人は生ききれないを感じます。

そのお悩みは「派閥」には属したくないが、「浮いて」しまって孤軍奮闘もしたくないと。
やはり群れをなして、横並びの結びつきを大切にして、集団で協力しながらちゃんと
組織の中で自分が機能するようにやって行きたいと思っている。
内心、うるさく言ってくる上司や、甘えてくる同期には辛辣な言葉を投げつけながら、表面はニコニコして、物事を成していきたいそうです。
同じ、中心調舒星持ちでありながら、やはり私とは異なるなと感じます。

それでも、すでに、言ってること、とんがってる新人として見破られてるらしいです。

私の妹も中心調舒星の人ですが、「牽牛星」が効いてる人です。
組織的にきちっり働ける、動ける人です。
とっても他者を観察していて、調舒星的細やかさで、「気遣い」の出来る人なので、
他者の「良さ」が良く判る。その人の持つ良さをサポートしたり、応援したりするのが
好きだから、自分が全面に出てしまうより、二番手の位置にいて、自分の上の人を押し上げてあげるのが好きだと言ってました。現実、良い上司に恵まれ、その上司が企業するのを手伝い、新しく作った会社でいいポジションを得てましたが、結婚して退職しました。
次は夫をサポートしたかったんでしょう。
夫が出世するという事を自分の事のように考えていて、今から思えばとても「牽牛星」らしいことに心を注いでいました。

それぞれ話しを聞いてみると、持っている要素、持っている星的に適っている。
考えていることも 見つめている目線もその星らしさが出ています。
そして強いのは、それぞれが自分の「活かし方」を知っていることでしょうか。
それぞれ、自分に石門星があるとか牽牛星効いてるとか知らないけれど、自然と「職種」に限らず、環境という意味で、どういう人との関わりの中で、どういう役目や立ち位置が
自分を活かせるかを、知識としてではなく、本質的な事として分かっている人は強いです。
そこに、運気が後押ししてくれたり、静かにやり過ごす時あるなどの流れを知れば、
無駄に痛い目にあったり、エネルギー消耗しなくて済みますよね。

自分を分かっていても、「仕事は容赦ない」
自分が分からない、思い違いしている、上手く活かせないならば、もっと仕事は容赦なく
辛いものになって来てしまいますね。と自分を省みて思います。

私は何が出来るかよりも、何が出来ないかにフォーカスしてきたんだなと思います。
適応させるための努力や辛抱する時間は沢山費やしました。
選んだ社会での場所で自分として何をしないか、何をしたいかも勿論ありますが、現実的に何が出来るかを考えて実践できるのは強いなと思います。
自分に出来ることは何かが分かっている人は強いのです。

それは、資格とか、キャリアだけでは語られない所で、歴然と自分の個性としての自分の特性ってあるんだと、算命学的に現実の人の在り方を見て、考えて思います。

紅谷柘榴