親子関係モヤモヤしているなら知ってみよう!~1/24ウラナイトナカイお店日記

受験シーズンですね。

私も姪が受験生で先週の土日はセンター試験でした。
彼女の第一志望校は1,2年生のキャンパンスが自宅通学が難しい所にあり、3,4年生になれば自宅から通えるような環境だそうですが、本人は自宅から出たくないらしく大学は家から通いたいと希望していると聞きました。

姪は戌亥天中殺の生まれなので、外野の伯母としては、第一志望校に進めと言いたいです。
天中殺グループで言えば、戌亥と辰巳と子丑のお子様をお持ちの親御さんは、出来るだけ早くお子さんを家から巣立たせましょう。親元を巣立って初めて、自分本来の星が輝くタイプのお子さん達ですから。手の内で守ることだけが親の役目ではないはず。

算命学でみた陽占から、その人らしさ、特質は分かりやすく伝わります。
親と子供の性質の違いや、どこにエネルギーがそそがれているタイプかなども分かります。
偏りのある命式の方もいます。
でも、持ってない五行の要素も巡る大運や年運で必ず誰しもに訪れます。

命式はその人を表しますが、それに生まれ育った環境と巡る運気の中で人はその人としていま、存在していると考えます。
例えば、貫索星を自分の命式に持ってなくても貫索星大運が来れば、「私は私」的に自我が強まり独立心が旺盛になるでしょう。でもこの貫索星大運が子供の頃に巡れば、素直に子供らしく甘えられる環境ではないとも言えます。
石門星大運が十代の頃巡れば、沢山友達を作れる開かれた学生らしい日々かもしれませんが、交友関係が盛んで勉強には集中しないお子さんかもしれません。
大運に調舒星が巡れば、集団を離れて、一人でいることを選びたくなるかもしれません。

私も子供を育ててきたので、子育ては容易くないは知っているつもりです。
お母さんが元気でいることは大切とも思っています。
でも、私は母親より、子供の味方をしたい大人です。
みんな、大人が子育て大変と言い過ぎな気がしています。それでは育てられている子供だって大変です。
子育ては、楽しいことも発見も、大人として成長することも沢山あります。私を大人にしてくれたのは子供達です。

子供にだって運気は巡っている。幼稚園や学校が命式的にもしくは運気的に辛い子供達にもっと広い場所や、せめて安心できる居場所を与えられる大人でありたいと思っています。

若い時に辛い運気で上手く、周囲や世の中と馴染めない子供達だって、次は違う運気が
来たり、別の場所や、違う人達と出会うことで始めて行けるはずの基本的な体力を失う前に、親御さんには子供のために動くこと、視点を変えてみることを試みて欲しいと願っています。

占いをそのような観点で使っていただけたらと願っています。
普通に子供のためによかれと願う親と、その子供が互いに分かりあえないまま、虚しく時間を重ねるよりは、諦めたり、捨てたりしても、もっと自分としてお互いが、あたりまえに穏やかに笑えることを求めて行きたい方を応援します。

紅谷柘榴