丁卯月の夜に

3/22に私が毎週木曜日に座っている、南阿佐ヶ谷のウラナイトナカイが7月末で閉店するというお知らせがトナカイHPにて発表されています。

更に当日、まついなつき店長がお店日記・終わりを自分で決められるという贅沢を書かれています。素敵なお店日記です。お読み下さいね。

トナカイは7月閉店ですが、まだ4ケ月先のことですので、私は、それまでは毎週木曜日の
昼の部11:00~16:30お店に座り続けます。その先のことはまだ考えていません。
今はトナカイでの4ヶ月間を精一杯生きますって感じです。
占い師としの活動は今後も続けていきますので、引き続きよろしくお願いします。

ウラナイ・トナカイ(南阿佐ヶ谷
木曜日11:00~16:30
当日電話受付03-3220-9477

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ちょっと前にNHKのドラマで、森絵都さんの小説「みかづき」を原作としたドラマを放送していました。
娘が高橋一生さんが出るから観るというので付き合いで初回を見たら、面白くてハマりました。

何が面白かったかと言うと、永作博美さん演じる女性主人公の千明が、どう見ても我の強い女性で、きっと○○星持っているよねと思う。
欲しいモノを手に入れるなりふり構わない感じが、凄いなぁと笑ってしまえるほど気持ち良かったから。
この女性の周囲にいる人達はさぞや大変です。でも愛されている。
迷いなく猪突猛進。自分の欲しいものが明らかに分かっていて、時間も感情もそのために使う。他の事に感心を寄せる余裕はなし。

千明のお母さんがまた、質の違う強さや賢さのある女性で、風吹ジュンさんが演じてました。これを見るからに強い女優さんが演じると、もう猛烈に強い女を印象付けて終わりなのかもしれませんが、永作さん、風吹さんで、可愛らしさのある女優が演じてワンクッションある感じ。

永作さん演じる千明が高橋一生さん演じる吾郎を押し倒すシーンも笑った。好きな男を強引に女が押し倒すのですが、笑える感じで描かれています。その前に、自分と一緒に塾をやってもらうために、吾郎の仕事を退職においやってから、千明は押し倒すのですね。
これを、男性が女性にやったら酷い男になるから、千明も酷い女なんでしょうけど。

自分のやりたいこと、やるべきことをやるために生きた千明の人生。夢や使命感の中で、自分の強さに戸惑ったり、傷ついたりする暇もなく、生きる。波乱万丈だけどシンプル。

教育現場で塾を立ち上げ、経営して成長させる。何に自分のエナルギーを使うのか決断して信じて生きる人をドラマの中だとしても感じられて爽快でした。

強い星のある人は強く生きた方が、ずっと人生は安定すると、最近私は改めて思います。
その安定は不安定を生きるという安定でもいいんだと思っている。
常に不安定を強く生きるが安定(物のすわりが良いこと)になれば、問題なし。