ジューンブライドの季節~6/13ウラナイトナカイお店日記

お世話になってる美容師さんが、今月結婚式を挙げるので、最近美容院に行くと彼の結婚式の話題を楽しく聴いています。
私は自分が若い頃は、若い男の子が苦手で、その後の人生もほとんど縁がなくて、子供も
男の子ではなかったし、若い男性の話しを聴くのが新鮮と思っていたんだけれど、よくよく考えてみたら、彼はもう30歳を超えた大人の男性で、私が結婚した頃の夫は今の彼より
1,2歳年上に過ぎなかった。

すごく、まっとうに好きになった女性と結婚して、どう生きていきたいかを語れる彼をいいなと思っています。

算命学では陽占の西が配偶者や自分の家庭での在り方を示し、東が恋人を示します。
西は家庭を表すけれど、西は晩年の自分自身の在り方も示しているし、たどりつく家庭の在り方でもあります。

私は南が司禄星なので、司禄星的な家庭を築いているようで、やはりここまで来てとても西の龍高星な家庭観のもとに生きている。実は本性はあんまり家庭的ではないってことです。
自分の関心のもとに生活を組み立ていくことに集中したくてたまらない感じ。

龍高星的な夫を選んでいるか?と言われるとそうでもない気がしますが、ポイントは合ってます。自分とは、全く違っている人です。価値観も違う。違いを認めあう、楽しむことで成り立っていると思っています。

では、他十大主星の西の陽占でみた結婚相手を選ぶポイント
貫索星は相手を心から「守りたい」って思えるかどうかが大事
石門星は「仲間」となれるか、家庭というチームで同士として手を携えていけるか
鳳閣星は心が自然に相手をに動くていること、無理なく結婚を決意出来ること
調舒星は理屈ではなく自分の直観 好き嫌いはわかっている。社会的判断力で決めない
禄存星は急がないで相手の動き、アプローチを待って判断すること。周囲の意見を聴くのもプラス。
司禄星は派手ではない相手。お互いの育った環境の隔たりが大きくないこと
車騎星は独断ではなく、特定の信頼できる人に相談するのは良い
牽牛星は客観的な意識で相手を見ることと似た環境の相手を選ぶこと
龍高星は自分とは違っている人であること
玉堂星は感情より理性的は判断力が大切

これはあくまで、このポイントで選ぶとやがて辿りつく自分の西の星の意味する家庭の在り方や、晩年の生活の形が具現化されやすい、自分本来の結婚観を考えるポイントにして下さいという視点でお伝えしています。

東の恋人のイメージで恋して結婚するのも人生ですがそれがいいとは言い切れないでしょう。
ご自身の宿命における結婚観をまず知って、それに見合った相手を選ぶのは悪いことではないはず。
それは、本来自分はどのような結婚や家庭の在り方を求めているのかに自覚的であれば、
相性の善悪だけではなく、仕事に重きを置くのか、子供を中心としていくのか、共稼ぎなのか、専業主婦なのかなど、求めて行く方向性で、相性判断は異なるのでは?
と思っています。

目指す方向性でパートナーは異なって当然では?
誰とどう組んで、どういう場所を目指して行くかは「結婚」に限らず大事な事ですよね。

算命学では陽占以外でも、行動領域図や陰占から見た相性、天中殺グループから見た相性などの占法がありますので、複眼的に見ていくことが可能です。

美容師の彼は奥さまと共に、子丑天中殺同士で同じ方向を向いているので、お互いに楽みたいです。ですが、同じ運勢なのでいい時も悪い時も同じ成功も大きく失敗も大きいという面もあります。ですが共に同じ波をかぶるので、ますます気が合っていくとも言えます。一度縁が出来ると離れがたい相手となります。

梅雨の季節ですが、ジューンブライドに幸多かれ!


紅谷柘榴