際立たせて行こう


今日のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」を見て、
ああ、陰の中に飛び切りの陽が入ると、際立つなぁと
神野マリアンナ莉子ちゃん(今田美桜)と
すーちゃん(野村明日美)が画面に出て来た時に思いました!
おかえりモネを見てない人には伝わらなくてごめんなさい。

陽キャラ大事ですね。
モネが陰の極みなら、そこに陽が必要なんですよね。

陰陽はセットですからね。
陽の中にも陰はあり
陰の中にも陽はある
だからモネの中にも陽はあるし。

みんな自分の中に陰陽を持っています。
その度合いは固定されていないから、環境や
その時向き合う人との中で顕われ方は変化して行くものです。

陽の極みの中には陰の始まりが含まれている。
パンパンに咲き誇った花はいずれしぼみますよね。

折れ方や枯れ方も花それぞれ、人それぞれですものね。

現状維持と思っていてもずっと同じ状態などないです。
必ず、いい時も悪い時もある。

陽転を目指すけれど、陽転しまくる人生などないし
光が強くなれば闇も深まるのです。

陽だけでも陰だけでもダメ。
強い陽も強い陰も人にインパクトを与えます。
陰が極まって陽になる。

人と比べてではなくて
自分の中での陰陽のバランスが分かってくると
生きるのはぐっと楽になると思っています。

陰転する季節があるから、自分の中に陽を求める
陽を渇望する欲望もあると気がつく。

陰の中にこもっている時
陽を他者との関係性に求めるよりは
自分の中の陽に目覚めた方がいいです。

でも陽は疲れる
陰は自然で陽は不自然
不自然に働きかけるパワーがないと
この世界では自分の想念は形には成らないんだなと痛感します。


美術館で
吉田克朗さんの作品「650ワットと60ワット」を観た時に
明るさの異なる電球を対比的に見せているアートだったのですが、
ああ、丙と丁だ!
と実感しました。

650ワットは離れて見ていると強い光で、存在を主張しているし、
遠くまで照らしている。
60ワットはボンヤリと灯っている。
でも近づくと
650ワットは眩しくて、目をそらしたくなりました。
自然と60ワットを見つめて、ホットしたんです。
近くを照らしているその、光の優しさに温かみを感じました。

どちらも光ですが、役割も特質も違うがわかりやすく示されていました。
陽があるから陰は際立ち、陰があるから陽も際立つんです。

その人が来ただけで、パッと周りが明るくなる人もいれば
その人とただいることが癒しのような効果の人もいるし
人は十人十色です。
自分は?と不安になった時に日干を思い出して下さい。

あなたは陽干(甲・丙・戊・庚・壬)ですか?
陰干(乙・丁・己・辛・癸)ですか?
あなたの日干の役割や特質は何ですか?を意識してみる
自分の日干をちゃんと示して生きる
星も命式も象徴だから、人そのものではありませんが
自分として自分の日干を示して生きるは大事です!
自分を際立たせて行こう‼