自分の日干を生きよう

 

星や命式は象徴なので、その人そのものではないけれど、
西洋占星術では自分の太陽を生きようと表現しているし
私も算命学での自分の日干を生きることが大事ですとお伝えしています。

その思いを込めてブログタイトルも
「星をめざして」にしています。

日干は本人を象徴しています。

本人の本質や、振る舞い方、家庭での在り方とともに
最終的にその日干が示す姿にたどり着くように、自分としの目的地のようなイメージです。

たやすく自分の太陽を生ききれないように
自分の日干にたどりつくのも、たやすくないのでしょう。
でもそう生きたいし、進みたいという欲望をみんな自分の中に内包しているはずです。

私も算命学に惹かれたのは、自分の生きづらさが、上手く説明されていて、腑に落ちたからだと思っています。

始まりはそこでも、いつまでもその自分にハマった概念を言い訳にして生きてはつまらないと思っているんですね。
本質はそこでも、本質とは別に未熟だったり
弱い自分がいるなら、自分を変えて行くしかないんですよ。
生きづらさから脱していくためには。

そして
この星があるから良くないとか
この配置がダメとかではないところで生きる。
象徴の意味は書き替えられていくし、時代と共にアップデートしていくものです。

わたしも偉そうなことは言えません。
占いを学び始めるまでは、変わりゆくことを求めながら
自分を変えることに拒否反応を持っていた一人ですから。

それまでの上手くいかなったことの原因に、この星がとかこの配置がと
思って、理由を知って、ほっとしたり、救われたりは大切なプロセスです。
私もその道を通ってきました。

でも、大事なのはそこからじゃん!と思っています。
理由を見つけたからと言って、自分を変えられないのであれば
人生はたやすく変化などしないのですから。

算命学では自分に合った環境を選ぼうと言っています。
魚は水に 鳥は空に それぞれに適した環境を得ようよと。

間違ったまま進んでも、仕方ない
未熟なまま成果など得られない
上手くいってないからこそ
自分を変えて行った方が心は折れない。

私も自分に言い聞かせてきた
自分を変えずに快適になど成れないのだと。
自分のままで上手くいってたら、快適なはずですから。

私は頑固者で素直じゃないからいっぱい試行錯誤しています。
素直な人は成長が早いです。

でも、私も年を数えて、自分にアドバイスしてくれる人が
自分との努力や経験値からの差異により、こうした方がいいよと
言ってくれる言葉の有難みが理解できるように成りました。

いただいた助言はその時、わからなくても
私な成長が遅いので、2~3年後にわかったりするのですよ。

人の話しを聞けないと、いい状況へはなかなか進みません。
人の話しを聞いても、助言を受け入れても
私の本質なんて変わらない。
自分という軸されあれば、安心して自分を変えて行けるのです。

変わることはあなたの本質を捨てたり、ゆがめることとも違う。
あなたの本質を能力として活かすために、自分の未熟さや頑なさを
捨てて、タフになって、よりよく自分を活かそうよと言うこと。

自分の日干や
自分の太陽を
制限の中でどれだけ有効にして行けるかが大事だし
私も、日々めざしています。
そして、めざして行く人達に沢山出会いたいと願っています。