穏やかで緩やかな変化を求めて


 今日は本当に暑かったですね。梅雨の中休みでしょうか?苦手な季節なので、いつにも増して動きが悪くなりそうですが、夏の厳しさの中で引きこもらず、外に出て行けるかは、私にとって心身共に夏の大事なテーマだなと思っています。

最近、子供から、私が少しづつ機嫌の良い人間になって来ていると、雑談の中で言われました。

世界は自分の力では変えられない。でも自分の心持ちを変えれば、世界は変わって行く。変わって見えてくるし、感じられるようになるということを、時間をかけて、占いを通して体得しているなと思っています。

初めて占ってもらった時、悩んでいた問題の答えを、私は知っていたけれど、それが選べない、出来ないから占いを求めた。

鑑定にいらして下さる方も、実はどうすべきは知っている。でもそれが出来ない苦しさの中にいるんだなということですね。

そして、私が「わかっているが、それが出来ないから苦しいんだよ!」から抜け出せるまでには、それなりのプロセスと時間が必要だった。

占いをやっていて、一番有効なことは、「しくみ」や「構造」を知ることで、自分を客観的に見られるようになることです。自分の当たり前や、パターンに自分で気がついて、そこからゆっくりと動き始めることが出来るようになれることだと思っています。

以前もこのブログのどこかで書いていると思いますが、私は河合隼雄さんの「こころの処方箋」という本の中にある、

”風見鶏のように180度変わるのは、簡単である、でも風が吹けば、またもとの位置に戻ってしまうから、性急に変わっては行けない、少しづづ変わっていくことがいい”

という内容の文章があって、とても好きで、いつも思い返しています。

ゆっくりと、焦らず、より良い方向を向いて、進んで行くことを、求めて生きたいですよね。

最近、坂口恭平さんの本を立て続けに読んでいます。「継続するコツ」が私としてはハマりました。

私は継続することが苦手でした。

この本はすごくシンプルに、「継続することが幸福ということなのではないか」について書いています。

「幸せとは、自分が興味のあることを今も継続できていることである」と言っています。

「毎日の生活は自分が興味を持っていることを継続していくほうが楽しいに決まってます」とも。

私は体験主義なので、自分のやりたいことを習慣にしたらいいというこの本の主張に則って、自分でも始めてみました。

まだやっと2カ月継続中なので、エラソーなことは言えませんが、実は一番感動したのは、始めた日でした。今日から朝起きたら自分にとって一番やりたいことからやると決めて、始めたその日の朝がめちゃくちゃ気持ち良かったんですよね。なんでだろう。すごくシンプルにやらければいけない事とか、役割としてのルーティンより先に、自分のやり続けたいことを1番にしていいんだとわかったからでしょうか。

そして、一日の始めに、自分を満たしておくと、すごく鷹揚な気分になれます。

興味のある方は、読んでみて下さい。おススメです。


今度の土曜日はzoomにてWC「揺月の会」を開催します。

まだ参加者募集中です。



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