初めに言葉ありき


昨日は、麻布十番・占いカフェ&バー燦伍さんでの対面鑑定でした。来店してくださった皆さまありがとうございました。

対面鑑定をしていると、不思議とその日の今日のテーマがあるなと感じることが、多々あります。それはその時の運気をみんなそれぞれに感じ取っているからなんですよね。

昨日は「癸卯」の関係者の方がテーマでした。
日干癸卯の方がいらしてくれました。
今年は日干が律音の年ということですね。
律音とは自分の命式の三柱のどれかの干支に運勢の干支が同じになることです。
今年で言えば、癸卯がある方です。
年干支に重なれば還暦でみんな等しく生まれて60年に1度です。
月干支なら60カ月に1度です。
日干に巡るのも60年に1度ですが、生きている間にいつ巡るかはひとそれぞれです。
日干に巡るので、家庭面で強調されるとも言えますが、年運的には貫索星が巡る年となりますし、自分自身が重なるので、自分について苦しんでいる時に、運気を自分の味方として感じられるか、重石のような気がしてくるかは、人それぞれが今どういうプロセスを生きているのかによりますが、影響を受け取りやすくなりますよね。

そして、命式に癸酉がある方も癸卯の関係者、最近遭遇率が高いです。
納音の方ですね。
納音は天干が同じ、今年で言えば癸で、地支が酉と卯で対中(12支を円にして書いた時に
向かいあっている支同士を言います。正反対の季節のぶつかり合いです。季節の間の土は土同士でぶつかり合います)の秋と春のぶつかり合いです。

納音も変化生む影響力のある時期だと言えます。
年干支なら、今年30歳を迎える年の方ですね。仕事面や社会人としての自分の生き方の、転換期として、移行や変化を経過して次の段階へと進む感じなので、東洋占術としての、大人になっていく時期と言えます。

30年生きてきて、自分の中にある常識とか、考え方をもう一度立ち止まって、誰かの言葉や考えで出来あがってしまっていた当たり前を、自分の言葉や考えに書き換えていく始まりの時です。
変化や方向転換をせざるを得ないので、いままでの自分の速度では進めない感じになって、
一度立ち止まるからこそ、走っていたり、歩いている速度では、気がつけないことにに気がついたり、スピードダウンしたことで見える景色もあるはずです。
そんな働きを苦しく感じる方もいますよね。
でも大きく働きかけていく時ではないよと、運気が伝えているものに目を向けられるといいなと思います。
1993年生まれの年干支、癸酉の方は転職や退職や結婚を考えてこれからの生き方を相談される方が多いなと感じています。

自分として違和感のある仕事や、生き方を、今良くないと感じてしまう現状から、反対側の
善きビジョンに向かうことを目指せるといいですよね。

日干に納音の方も60年に一度の大きな運気なので、自分らしい方向転換が出来るといいと思います。
悪縁や、悪い習慣を絶っていくのも人生には必要でしょう。

自分が厳しいと感じる運気の時に、自分にかける言葉を、どんどんネガティブにして、自分で自分を追い詰めないで欲しいです。
自分に一番話しかけているのは、誰でもなく自分ですから、自分で自分を貶めないことは大切です。
人は自分の思い込みで、記憶も現象も編集しています。

新しい車が欲しいと思えば、やたらとその車ばかり目に入ってきたり、
赤い靴を探していれば、赤い靴をはいている人に自然と目が行きます。
自分がダメだ、失敗したと自分に言い続ければ、それに見合う証拠ばかりをかき集めて脳内編集してしまっているんですよね。

それが出来ると言うことは、逆も可能だということです。
自分の良いところ。少しでも認められるところ、を本気でかき集めてみましょう。
少しづつ、自分で自分にかける言葉を書き換えて行けたら、もっと自分自身と仲良くなれるはずです。私はそうやって自分を書き換えて行くことを面白いと思っていますので、少しでも、チャレンジする方を増やして行けたら願って活動しています。

自分に優しい言葉を、労わりの言葉を、かけてあげる。
自分を敵にぜす、まず私が私の一番の応援団でいいのではないでしょうかと、昨日の鑑定を終えて、改めて強く思っています。

8月の麻布十番・占いカフェ&バー燦伍さんでの対面鑑定日は
8月7日(月)15時~20時と
8月28日(月)15時~20時でお待ちしています。