関係性は変わりゆくもの


9月にウラナイ8さんのHPで、日替わりで掲載されているディリーメッセージの、土曜日担当の翡翠輝子先生が、スペイン・カミーノへの旅へ出られている最中に、代打チームのひとりとして、ディリーメッセージを書かせていただきました。
《いまこの時期の運気は私に何を求めいるのか?》
 


曜日の感覚を失いそうになる時に、こちらのディリーメッセージのお陰で、1週間のサイクルを体感させてもらっています。そして翡翠先生の旅の記事のファンですので、カミーノへの旅の記事も、毎回ワクワクしながら、拝読していました。

人の旅の景色に触れることで、得られる旅ごころと、改めて自分にとっての旅についても考えることが出来ました。
私も心身が健康なうちに、もっと旅に出たいという思いがつのります。

さて、上記の代打掲載していただいた、記事の中で、夫が、怪我をしたことによって、感じたことを経過中の出来事として書きましたが、あれから、7週間も過ぎたんだなと、ちょっとびっくり。当初は8週間くらい、2カ月で治ると言われていたんですが、実際には、10週間くらい必要としたということですね。

今日、やっと夫は会社に出社して行きましたが、今週は慣らし出勤らしくて、半日で帰宅。
なので、午前中の、私以外、誰もいない家の静かさの中で、ほんやりコーヒーを飲んだり、本を読んだりしていたら、あっという間に帰ってきてしまった。

思いのほか、わーい、解放!とは思わなかった。
10週間、相手は始めは動けないから、当然家にいますが、少しずつ動けるようになっても、本当に一人で外出したのは、直近の通院だけで、それ以外はずーと一緒にいた。
私は、時折、ひとりで外出はしていました。

ほとんど食事を共に食べ、15時にはお茶をして、私達は食べたり、お茶したりして、たわいもない会話を続ける日々だった。
お米と日本茶やコーヒーの消費量がそれまでの生活より増えていた。
お互いに、共に食べたり、お茶したり、どーでもいい会話をすることが、大事なんだなと確認し合った気がする。
30年以上共に暮らしてきたけれど、こんなに長い時間、顔を付き合させて暮らしたのは、初めてだったと思う。
でもストレスを感じることもなく、喧嘩をすることもなく、暮らせた。

最初のひと月が、私が肉体的にハードだっただけで、疲れて倒れるか?と危惧したりしたけれど、大丈夫だった。
動けるようになると、夫はすぐ出来ることは、どんどん動いて、また自然と家事は分担されていってる。

夫があと少し先の未来に、本当にリタイアして、家にいることになっても、何とか暮らしていけそうだなという未来をリアルに体感できたのは、良かった。
問題はお互いに、治らない病を抱えた時にどうなるか?なんだろうけれど、そこを心配するよりは、現状維持を心がけるのが、現実的かなと思う。

いつまでも、同じ私でいられないように、相手も変化して、私達の在り方も変わって行く。
変わらないことにこだわると、楽しくないので、変わりゆく中で、なにを喜びと出来るかを
大事にしたいと改めて思う日々。

私は結婚する時、一番欲しかったものは、安心して話せる相手で、それはちぁんと得られたし、維持出来ているので、自分が何をほしがっているかが、分かっているは強いことだし、
そこをブレないで、持続して行く中で、関係性は変わりゆくけれど、本当に大事なことは、やっぱり自分の価値として残っていくと信じている。

明日から、改めて、自分のために時間を使える豊かさを大事に、今年やり残していることを
少しでも片付けていきたい。