過去の記録の編集から未来へ



記憶は、今の自分に都合がいいように、もしくは今必要なトピックで編集されているものだなと、改めて感じ入っている今日この頃です。

私は人に指図されるが嫌いですが、子供時代は親に指図されるのは、まあまあ当たり前ですよね。

私の親は過保護だったので、指図も細かく多かったなという記録があるのですが、もしかしたら、そういう場面ばかりを、私がせっせと集めて、自分の中に留めてきたのかもしれません。

親に指図されたくないけれど、親の言うことは受け入れないと、生き抜けないという環境の中で、明確に、親に言われたからそうするのではなく、親に言われたことを受け入れたのは自分の決断だ。と、思うようにしようと決意した時の事は、はっきりと覚えています。

イヤイヤ親の言いなりではなく、それを受けいるという決断をしているのは、私だ。

という主体性を持たないと、自分の中の、葛藤を納められなかったので、毎回、自分が受け入れた=決めたのだと言い替えていました。

この言い替えが必要だったのは、親の意見を受け入れた時、物事がうまくいかなくなってしまったり、失敗した時に、猛烈に親に対する怒りが生まれてしまい、怒りを抑えることがなかなかに困難だったし、怒ると疲弊するので、そういうことを避けたい、やめたいが私のその時の、一番の欲求だったからです。

親の意見を受け入れたのは私だから、怒るなら自分にとか、悪いのは自分だと思う方が、楽だったからだと思います。

怒ってみたところで、現実は何も変えられない、他者を責め続けても仕方ないという徒労感を繰り返したくなかったからです。

それよりも、失敗して人のせいにして、それを責めてしまう自分が、本当にイヤだったんですね。

でも、そうやっていくうちに、素直な自分のやりたいとか、私はこうしたいが、どこかに押しやられて、しまったたんだなということが、ここ数年で自覚できるようになりました。

結局、その時々の、素直な自分の心の声や反応を、無理に頭でコントロールしてしまうと、心はどんどん反応が悪くなって行き、自分の欲求や、こうしたいという欲望が、よくわからなくなってしまうんだなと。

昨年、自分に期待するという部分を、育めてなかったという気づきに、襲われて、自分でびっくりしました。

それぐらい自分にとっての当たり前って、無自覚に横たわっているものですね。

そこに気がついたのは、他人と交流して、話してという過程の中で、ずっと自分として言葉にできなかったことを、言葉にすることが出来たという流れがあります。

自分の世界だけでは、気がつけなかったことだなと思えます。

そして、最近、他人に聞かれて話したことが、自分の想いが自分の声になった時に、あとで、違和感が生まれたんですよね。

話したことにウソはないけれど、自分の想いのために自分の記憶は、偏って編集されているみたいだぞと気がついて、もう少し反芻していたら、別の明るい記憶も思い出せたからです。

自分が握りしめている過去とか、昨日って今の私に都合よく編集されているに過ぎないんだなとわかると、今日の私の変化が、昨日や過去の私の想いや記憶も、新しく編集され直していくらしいというきざしが、感じられるいまの季節です。

今年は、グループワークで、出来ることを、いろいろ試していきたいと思っています。

春は新しい未来へむけて、フレッシュにスタート出来る時なので、それぞれにいい始まりの季節になれるといいですね。


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