ブリキ男

前回、私の司禄星を書いたら天海玉紀先生が「損したくない」司禄星の話(その1)
「ただのいい人のお面かぶってるように感じて」司禄星の話(その2)
をお書きになり、
桃山咲先生が司禄星についての考察をお書きになり、すごくあたり前だけど、私の本質は司禄星ではないなと改めて理解を深めることが出来ました。やはり中心星が司禄星の方とは明らかに違います。
鑑定で素敵な司禄星の方のお会いしたばかりなので殊更痛感しています。

玉紀先生が書いてくださってますが、私は調舒星が中心星ですが、目立つ位置に司禄星があり、調舒星と司禄星は相生の関係で自分の中で混ざりあっていて、ずっとその事に無自覚で、自分の中の「司禄星」を自覚出来ず、
人と関わり合う事は苦手だし、人と関わりたくないと思っていたのです。

写真のインナーチャイルドカードはブリキ男とクリスタルの3です。
私がインナーチャイルドカードの小アルカナの玉紀先生の講座を受講した時に引きました。
この時は、ひとつのフルデッキから4人で引いたのです。それなのに、それぞれにふさわしいカードがちゃんと現れていて、カードの不思議さにますます惹かれました。

ずっと自分の取り扱いもおぼつかないのに、人の事なんか、分かりません、知りません。
何より面倒だし、人と関わっていいことあるの?みたいな気持ちがありました。
でも、一方で、「他者は私を傷つけていくけど、私を救うのも他者だな」はずっと心にあります。自分一人では何も物語は始まらない。深まらない広がらない。

そんな私は小アルカナ講座で「ブリキ男」をひいてしまう。カードの力。不思議。
人との関わり方にギクシャクしている自分を、しっかりと見せつけられたような気がしました。

「ブリキ男」はインナーチャイルドカードの中のコートカードのSeeker(シーカー)探究者です。ハートの探究者。

心を開くのが恐くて、必要ないのに、鎧身につけちゃてるのか、私は!ということを
とても突きつけられました。
算命学を学んで白黒キッパリしたロジックはとても私を惹きつけて、学びの中で、確実に自分の中のからまったものはクリアになって、理性は答えを知っているけれど、心がついていかない、まだ行動出来ない自分をインナーチャイルドカードは体験する度にサポートしてくれる。

課題が「ブリキ男」なら「クリスタルの3」はもれなく広がる。遊びや人とのコミュニケーションの大切さ、課題を越えた後の具体的な指摘ですね。

それから、自分の中の無自覚な「司禄星」の扱い方を考えるようになりました。
それは、今でも続いています。
調舒星と司禄星の相生の混じり合いは、自分の癖のようになっていて、とんがった内面と
保守的に人に対したい外側のコンビネーションは難しいです。
次回はそこの問題点を書きたいと思います。