自分の速度で歩く~6/7ウラナイ・トナカイお店日記

今年の5月の気候は本当に厳しく私の五十肩に響きました。
気力だけでは、もう体力をカバーしきれない年頃を実感中。
体力がありあまっていた年頃はとっても無気力に生きてました。
人生簡単じゃありませんね。

4月に私はトナカイデビューしましたが、我が家の次女も社会人デビューしてます。
彼女の会社は新入社員も即戦力?実地で学べのスパルタぽく見受けられる。名刺が出来たよと1枚くれた。ふと、そういえば長女の名刺はまだ見てないなと思い、聞いてみたら、
長女の会社ではまだ研修中の身分なので、名刺はないとの事。えっ?長女はもう社会人2年目ですが、まだ研修中の立場なのかと。

それぞれ、自分で選んだ社会の現場に出て行きましたが、社会人としての環境はとても異なります。ゆっくり歩いていいよと見守られている姉と、いきなり走らされている妹の環境の違いがくっきり見えてきています。

どちらがいいとか、どちらが悪いではないと思う。
ただ、私は合わない速度で無理して頑張らなくてもいいよと思っている親です。

そもそも、私は自分がマイペースで人の速度に合わせられない性質です。まあ大人になったので、多少の訓練はしてますが。基本はまったりが好き。
子供を育てていて、気をつけていたのは、理屈ではない、生理的なその子それぞれのリズムや速度で生きていいよと伝えること。

人間、他者の速度で歩いては生ききれないと思います。そこは誤魔化せないと思う。

私の夫は天馳星を中年期に持っていて、一緒に暮らし始めてからずっと、バタバタした人です。テレビもザッピングが大好き。じっとしてない。
そして、私はザッピングが大嫌いだ。テレビは見るならじっくり見たい。
大人同士だけの時は、お互いのリズムを尊重していられる。でも子供が誕生すると、子供に大人の速度を大人の都合で強いるのです。

私は子供時代、「早くしろ」とどれだけ言われたか。父はせっかちで、時間をカウントダウンして尻をたたいた。
夫も娘達に、特に次女に「早くしろ!」を生活のいろんな場面で言ってると、次女が幼稚園児くらいの時に気がついて、やめてもらいました。

その時、バタバタしたい夫に、まったりやれ、急ぐなとずっと言われ続けたらどうですか?と聞いてみた。
無理だし、それは辛いわなと夫は理解してくれて、次女の彼女なりの速度を尊重してくれるようになった。

こんなふうに書いてますが、夫には西洋占星術で言う、活動宮の星はひとつもなく、彼の
バタバタ、セカセカはあくまで、日常の習慣の中での話しで、日干も戊・山の人なので、人生に対しての速度は遅い。本当に動かない。

一方の私は、活動宮に星が一番あるので、行くぞと決めたらすぐ走ってます。
子供たちからは、まったりから、走るまでの距離が短かすぎて、母の印象も別の意味でバタバタしているらしい。そこはなんか、中庸のない中殺らしさでしょうか。

いろんな要素が混じりあってその人、それぞれの速度なのだと思います。
そして、その上で今は走る時とか、今は立ち止まる時とか、人生の流れが更にあるんですよね。自分を知る、時期を知る、自分の生理的なリズムや速度を知っておいて損することは無いと思います。占いはそのためのとてもいいツールです。

私は夫が天馳星と知って、彼のザッピングをやっと仕方ないと思えるようになりましたしね。