司禄星との組み合わせ

私の算命学の先生・天海玉紀先生がブログに「司禄星ダークサイド★」をお書きになったのを読んで、調舒星と司禄星との組み合わせの無自覚なやってしまっている感についてホントに痛いわと身につまされていました。  私の命式にそのままある世界観のお話しなので。

調舒星と司禄星は火生土で、調舒星から司禄星へと気が流れ込むので、この組み合わせは司禄星の持つ現実味が強まると思います。

調舒星は主観的な星です。そこに司禄星的な個人的欲求が加味されて相手や対象に向かうので、それも自分の好きな、直接手をかけたいと思う相手にむかってそそがれるので、よく言えば
とても家庭向きで使い勝手がいい訳ですが、調舒星の細やかな情と司禄星的コツコツセッセとで、相手に訴えて行くんです。

やっぱり取り込まれたら、逃げ道みつけるのなかなか難しそうです。 
そして、それを本人が相手に取って良かれと思ってやっている訳だし。
で、手をかければかけるほど、ますます、相手を、その対象を手放せなくなる。

そうやって相手から自分で動く力を奪っていき、相手を自分に依存させておいて、自分のエネルギーも感情も相手にそそぎ込むのです。わたしずっとやって来ました。
口ではいろいろキレイな事言っても、お母さんがいないと何もできないでしょ!ってその「お母さん」の役割に全力そそいで、生きがいにして、実は私が娘達に依存してるというからくりに気がついたのは、私の母もこの組み合わせを持っていて、苦しめられたからですね。
とても、過保護で子供を手放したり、羽ばたかせたりが出来ない。

気がついたら、私も同じことやっている。
子供を抑圧してると。そこから動くきっかけは算命学がくれました。
同じ轍を踏むな!を自覚してから意識して手放すに挑んでいます。

で、調舒星+司禄星以外の他の組み合わせもちょっと書いてみます。
貫索星+司禄星
木剋土でたやすく混じりあわないけれど、無理マイペース頑固本能貫索星と同じく堅実に積み重ねて守りたい司禄星はうまく重なりあって自分の力がおよぶ範疇で自分の生活の基盤をしっかり作っていける力になる組み合わせ。
派手さはないし、不器用だろうけれど強さと耐性を感じます

石門星+司禄星
同じく木剋土 陰対陰で葛藤強いです。
協調的に人と和を成して上手く広がっていきたい石門星が司禄星によって石門星の個人主義的な
ところが強まり、より限られた世界や対象に向かう

鳳閣星+司禄星
火生土 陰陽の流れなのでスムーズ
鳳閣星的にのんびりと無理しないで家庭を大切にしたい司禄星的な意識は広がる
自分の内側を大切にしたい気が強まる 現実力強そうなので
お金はためられそう

車騎星+司禄星
金 陰陽だし自然な流れで車騎星の自己犠牲的なスピードある行動力が司禄星の世界と
プラスされて与えられた役割やテリトリーに全力で向かう勢いですね。
思い込むと引き返すのが難しそう

牽牛
土生金ですが、陰対陰 牽牛星・司禄星それぞれにある自己保身的な側面が強まるので、本当に安全性は大切になる 責任感、役割意識が増す 自分を含めて身内、身近なものを守る姿勢が強まる

玉堂
土剋水 現実的になる 礼を尽くす人 玉堂星の風流を好むような芸術性よりぐっと現実的になる
その分、企画力や計画性、実践的な日々に役立つ思考や知恵を生み出せるし、生み出すための
努力も積み重ねて行ける

龍高星+司禄星
 龍高星の自由さを司禄星がはばみます 玉堂星に近づくイメージ
自分の範疇で龍高的な思考を役立てる。 用心深さや忍耐力は出る


それぞれの星が陽占のどの位置にあるかや、その人を現す日干により、意味や現れ方も異なって
きますが、基本的な組み合わせとして書いてみました
算命学を学び始めた時、玉紀先生からいろんな組み合わせを脳内シュミレーションして行くことを
学び方として教えてもらいました、その内容を今も日々アップデイトしています。
それが楽しみでもある。


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