思い立つ旅ー諸橋近代美術館・サルバドール・ダリ展へ

美術館巡りがいつの間にか、私の大事なひとりデート。
自分自身と遊ぶ時間。
マイセルフデート。
今チャレンジしている「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本の中では、アーティストデートと呼ばれているツールに重なる。
この本の著者のジュリア・キャメロンは、アーティストデートとは、”あなたの創造性を刺激するものを探して歩く小さな旅だ”と表現している。

私がまだ若く母親という役割に一生懸命生きていた頃、私は自分に対していろいろと、意識的にも無意識にも、制限をかけていた。自分が選んだ生き方から逸脱しないように、自分をコントロールしたかったのだと思う。

でもある時、好きな画家の美術展に、十数年ぶりに行きたいと思った時、一緒に行ってみたいと背中を押してくれた娘と、渋谷で大好きな画家の展覧会を観て、手放したつもりの自分の趣味の一部を取り戻したのだ。それ以来、美術展に行ったり、美術館を巡ることは、忘れかけていた自分の感性というか、私の中で生まれてくる感じる喜びに触れる瞬間で、それはリラックスと発見のある大事な時間になっている。

そしていつしか、都心の美術館だけではなく、地方の行ってみたかった美術館へ行くこと、足腰元気なうちに好きな画家の海外にある美術館へ行きたいという想いは、強くなっている。
旅と美術館が自分の中で、ひとつのテーマとして自然と結びついて来た気がする。

で今回、ふとあまりに有名なダリをまだちゃんと見たことがないじゃないと思って、検索したら、諸橋近代美術館の佇まいに惹かれてしまい、行ってみようとなった。
諸橋近代美術館

展示の写真撮影は1枚のみ可能だったけれど、
    




美術展ナビの記事に詳細が載っていますので、ご興味のある方は、是非ご覧になって下さい。

始めてちゃんとダリの作品を見て、私はダリが好きだなと思い至った。

ダリって不動宮の人じゃないか?と思って誕生日検索したら、1904/5/11で牡牛座の太陽の人でしたね。不動宮の塊みたいな人でした。

命式も

日 月 年

乙 己 甲

巳 巳 辰

で日居天中殺の方でした。コミュニティに参加して、そこから脱してを繰り返し、既存を超えて自分の美や表現を追い求めて行く人らしい命式でした。

 宿泊したホテルの近くに五色沼があり、楽しみにしていたのですが、そこら中に、熊に注意と看板が出ていて、ビクビクしながら、歩いても楽しくないので、一番近い場所だけ見て早々に退散しました。






私はうどん好きで、日常は断然うどん派なので、福島、会津そばとか有名らしい、美術館へいく途中の猪苗代駅周辺もそば屋さんが多いらしく、


往きはおいしいそば屋さんで、お昼は食べられました。

帰路の途中で大内宿に寄り道してこちらでも蕎麦。

私は川魚がけっこう好きで、久しぶりに山女魚の塩焼きに出会って嬉しかった。

          

大内宿は初めて訪れたのですが、江戸時代の宿場町の町並みを守り、残している観光地ですが

結構な山道を進んだ先に、現れてくる懐かしい町並みでした。




あとは、行きも帰りもひたすら車を走らせるドライブ旅となり。

思っていたより遠かった福島ですが、当初ふらりと日帰りで行けるかな?と思っていたら、家族に反対されたので、1泊2日で行ってみましたが、若さと体力があれば、東京から日帰りも可能なのかなと思いますね。でも自分の体力を考えると、4,5時間車に乗ってるのも、そこそこ疲れる。

10年くらい前に埼玉から仙台まで車を運転して行ったことがあるので、それよりは近いのではという感覚だったけれど、10年ぶん年を取って、本当に旅を、移動を楽しめるのも時間の問題だと切実感が増す旅でもありました!

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