辛酉月に吹く風~9/13ウラナイ・トナカイお店日記


社会人一年生の娘の周辺で、そろそろ仕事を辞めたいと言いだしている声が高まっている気配。半年が過ぎて、ここは自分の場所ではないと思って、次の場所に向かって積極的に
活動を始めた人もいるそうで、動ける人はいいと思う。

ここに居たくないのに、不満ばかりなのに、動きたくない、でも全く生きてる感じがしないと疲労感だけ増して行く人は、あれこれ、こうしてみたらと提案しても、結局今は動きたくない人なんだと思う。

動きたくないというより、安全でもなく、どこを目指してもいいか分からないのに、未知の不安の中には歩き出せないということかも知れない。知っている苦痛とか、退屈の方が
まだ安心。

私も丸々2年くらいは、愚痴を言ってばかりの時期があった。
愚痴を言ってるけれど、まだ現状を手放そうとは思ってなかった。
でもいい加減、動けず愚痴ってばかりの自分に厭きてきて、活路が欲しくて占ってもらおうと思ったんだった。

それは小さな一歩だったけれど、一度の占いで、それまでの全てが覆ったりしないけれど、小さな風穴が開くだけで、息するのが楽になったり、思いがけずその穴が広がって
大きく開けたりするのが人生だよと思う。

待っていても人生は開けないけれど、こちらから動いていけば、すぐ響くのも人生。
変化を恐れて動かなくても、時間は季節は移ろうから、変わらないモノなどないのだから。
変わりゆくことを楽しんで風に吹かれて行きたいと、私の自気が強まる辛酉月に想う。

まずは日干。
甲は大木・のびのび、マイペース     乙は草花・柔らかで優しい
丙は太陽・明朗、陽気          丁は炎・感性豊か、華やか
戊は山・ゆったりとしてスケール大きい  己は田園の土・広く優しく熱心
庚は鋼鉄・堅く強く鋭い         辛は貴金属・品位とプライド
壬は大河・泰然として自由        癸は雨・ミステリアス、忍耐強い

そして
日干と周りの干から生まれる関係性から現れる陽占の中のあなたの主星、
自分を知ろう。それがはじめの一歩です。
無いものは無いが算命学の世界観ですが、それは一方では、ある(有る・在る)ものはあると言いきっているんだと思う。あるもので生きよう。活かしきろう。

鑑定でお待ちしています。

紅谷柘榴