響きあうもの~11/8ウラナイ・トナカイお店日記

先日、8月にNHKで放送された星野源さんの「おげんさんといっしょ」を録画していたので、やっと見ました。今回は第2回目でした。第1回目は2017年5月放送で録画ではなくリアルタイムで見てます。この番組は星野源のゆるい音楽&トーク番組を生放送でやるので、本来ならリアルタイムで見たかったのですが、放送から2か月も過ぎてやっと見られました。

星野源さんが「お母さん」で女優の高畑充希さんが「お父さん」で藤井隆さんが「14歳の娘」という設定です。今回見始めてすぐ、14歳の中二病的反抗期の娘のキャラクターを演じている藤井隆さんを見ていたら、この方絶対、調舒星関係者だなと思えたので、すぐ命式出して見ました。
誕生日はwikipediaで調べました。
藤井隆 お笑いタレント・歌手・俳優 1972年3月10日

庚癸壬       
子卯子

辰巳天中殺


鳳 閣
天 極
調 舒
司 禄
調 舒
天 極
調 舒
天 報

中心星は司禄星でしたが調舒星を3つもお持ちでした。司禄星の人と言うよりは、周囲の星に司禄はのみこまれて、調舒星が尖ってます。北(頭)は鳳閣星ですが、中心星・司禄の周囲が伝達の星で取り巻かれて、アウトプットする力の強い、今を生きる要素の強い、芸能界で生きてこその方ですね。

この藤井隆さんの表現がとても調舒星らしい毒があふれていたんです。ピリピリとした導火線があっていつ点火して爆発してもおかしくない。その時は周りに被害を及ぼすなあという感じ。この感じ苦手な人にはいやだろうなと思わせるんですが、星野源さんが楽しんでる、受けてる感じが強くて、そういえば星野源さんは丙午のお生まれで、調舒星もお持ちのはずと星野源さんの命式も見てみたら、

星野源 1981年1月28日

丙己庚
午丑申

寅卯天中殺

禄 存
天 胡
石 門
調 舒
禄 存
天 将
調 舒
天 印

星野源さんも調舒星を中心と南に2つもお持ちでした。それは、響き合うよねと思いました。そしてお二人とも五行の持っている要素と持って無い要素が同じタイプですね。

二人とも番組の常識的な作り方を良しとせず、越えていく、平坦ではなくうねっていく
感情や展開を良しとする、ハラハラした危険をはらみながら、計算もした上で計算を越えて行く、ライブセッションだったなと。いまこの現場で生まれてくる表現を大切に伝えようという意志をとても感じました。

共演していた高畑充希さんも、戊午生まれの北(頭)が調舒星でした。進行役?のネズミの声担当の声優の宮野真守さんも丁卯生まれの南(腹)に調舒星をお持ちでした。
レギュラー出演者の方々がみんな調舒星を持っていましたね。その調舒星ワールドの感じがすごく生放送だからこそ、洩れていました。

圧倒的に毒を発した調舒星的表現力を良しとする、面白がっている現場、チームなんだなを感じました。中二病の気難しく、反抗的な尖った娘を演じている藤井隆さんがふっと素の顔かなと思える笑顔の時に、彼の司禄星的な生真面目さを垣間見た気がしました。

とても繊細で、なのにとびきり攻撃的で、とても熱くてとても冷たい。

命式のどこかに調舒星を持つ方はそれぞれに気難しさがありますが、それゆえに類は友を呼ぶ、深く響きあう関係はあると思います。

社会的立場で生きていると、選べない人間関係も発生します。だからこそ、友達とか恋人とか、妻や夫、パートナーなど自分が選ぶことの出来る人間関係こそ、響きあう人や、好きな人、何でもいいから自分が良しとする選ぶ基準があればいいと思います。

人は時折、その人を選んだのは、自分であることを忘れてしまいます。
だからこその矜持も必要だし、人は変わり行くものですから、お互いに変わりながら、
時間や環境の変化の中で互いを取り巻く風景も変わり、なおかつお互いに変わらずある
響きあうものがあれば、友情でも、愛情でもそれはかなり稀有な大切な感情だと思っています。

紅谷柘榴