自分を知るための手立てとしての占星術

自分らしさとは、自分でうまく感じとれなくても自分の中に既にあるものですが、ここが、
上手く感じとれるか、どうかはなかな難しい問題ですね。

自分らしさに自信を持てなくなったり・自己不信が募ったり。
何が自分らしさなのか、見失ってしまうような時に、占いは役に立つツールです。

自分に接近し過ぎて、自分という対象にズームし過ぎて拡大され過ぎたり、縮小されてしまったり、逆に自分という対象から離れ過ぎて、うまくその像を当事者として見つめられなくなっていたり、それこそ自分を色眼鏡で見続けてしまったり。

そんな時に命術・占星術で自分を見つめ直すことが可能です。
占いを用いたことで、自分のすべてがいきなり、新たな像にはならなくても、ああ、そうだったやはり、わたしはそういう自分だったと見つめ直したり、そんなの違う!と反発することで自分らしさに気がついたり、その瞬間は同意できなくてもしばらくして腑に落ちたり。

自分の背中が自分では見えないように、確かに自分の一部なのに、自分では気がついていなかったことに気がついたり。

そして、時に自分が思い込んでいる自分らしさは、誰かの要求や、身近な人の影響に染まっていて、自分のものではない信念や、長年の積み重ねでくさりのように、自分を縛るものだったりもします。他者はわたしを映し出す鏡です。
でもその鏡が歪んでいる場合もありますよね。
本来の自分らしさが誰か身近な人に理解されない時に、自分としての大切なことが、分不相応な想いとして扱われたり、その反対に過大な期待を背負わされたりして、自己像がぼやけてしまうこともあります。その歪みやぼやけを取り除いていくのは、時間がかかります。

何が嬉しいか、何が有意義か、自分について言われて当たっていると感じることを喜びとするか、知っていることを言われるより、新しい情報や新しい切り口を面白いと感じるかは、ひとそれぞれでしょう。
ただいつも願うのは、占ったことで、自分と向かい合ういい材料にしてもらえたらということです。

人は自分に迷いやすいものですから、常に迷いながら行くよりは、自分について知っておく、自分の大事なところを自分なりに押さえておく、理解しておく、それを自分の言葉で自分に言ってきかせることが出来るようになると、何度も同じ場所に戻って悩まなくて済むんですね。だから自分が信じるに値する自分を映す鏡を手にいれましょう。
それはあなた自身の自分への理解であるし、あなたをあるがままにみつめる目を持つかけがえのない人だったり、それが叶う環境であったり。仕事や趣味であったり。

そうすれば、自分に迷っている時間や、迷うエネルギーをもっと違うことに使って行けるはずです。