大運について~6/27ウラナイトナカイお店日記


算命学では、10年ごとの大運というものがあります。
年運は今年は己亥の年なので、誰でも己亥から自分が受ける影響が年運です。

大運は、自分の月干支が前に進むか、後ろに進むかで決まります。
前か後ろか動く方向は性別と順回りか逆回りかで決まります。

年運の「十大主星」で表されているのが、その10年のあなたのテーマですね。
十大主星のめぐり方とパワーを示す十二大従星の並びでどんな10年なのか、
ざっくりと人生の流れやポイントはつかめます。
その流れの中に位相法や天中殺や変剋律などが生じられています。

10年という長いスパンでひとつのテーマが与えらている訳です。
例えば10代、20代で龍高星・玉堂星がめぐれば、体験的冒険や経験を沢山して、学びのテーマを決めて学習して、30代・40代で貫索星・石門星がめぐり、自分に自信をつけて独立したり、起業したり、更に仲間を得て人と連携することで仕事を広げていくなどする。
50代・60代で鳳閣・調舒がめぐり豊かな生活の基盤を得て、個人的喜びに向かうなどと
人生の流れを読んだりします。

社会で活躍する年代に大運で車騎星・牽牛星がめぐれば社会や周囲のために役立つ人として頑張り、その結果責任ある立場・名誉を得ると読めますし、
50代・60代以降で車騎星・牽牛星がめぐれば、まだまだ忙しい晩年期へのスタートでもありますし、車騎・牽牛は西を示すので西は家庭の場所です。
もしくは西は補佐役と読んでもいいですね。
家庭をまとめる要として頑張るとか、家族をサポートするような晩年期とも読めます。

20年先、30年先のことは実感が伴わないものですが、
自分の人生の大きな流れの10年ごとのテーマとして把握してみると、自分の流れの傾向や
方向性などの理解への助けになると思います。

「十大主星」を理解すると、陽占としての自分のことも他人のことも
ぐっと面白くなってきますし、自分の大運や年運に対してもいろいろ作戦練って、しかけて行けるように活用出来ます。

どっちみち運気として、自分に10年ごとのメインテーマがあるのですから、
それを知り、自分なりのシナリオで主演ドラマを生きましょう!

紅谷柘榴