九州「宗像大社」に行ってきました


先月、叶乃香先生と叶乃香先生のマルセイユタロット講座で知り合えたMさんと3人で世界遺産である「宗像大社」に行ってきました。

世界遺産であるということくらいしか知らなかった私は、一緒に行きませんか?と

お誘いいただいた時に、どこにあるの?って調べて、初めて福岡県と知りました。

 宗像大社とは、天照大神(あまてらすおおみかみ)の御子神(みこがみ)である
田心姫神(たごりひめのかみ)

湍津姫神(たぎつひめのかみ)

市杵島姫命(いちきしまひめのかみ)

の三女神がそれぞれ
田心姫神は沖津宮に、湍津姫神は中津宮に、市杵島姫命は辺津宮におまつりされていて、この三宮を総称して「宗像大社」と言われているそうです。
                      
神社のパンプレットから
「宗像大社」には旅の2日目に早く起床して朝からお参りしました。
まずは「辺津宮」
雨模様の1日でしたが、雨だからこそ、人も疎らな静寂の中で
「宗像大社」の持つおおいなる気を感じることが出来ました。

パワースポットと呼ばれる所以を体感しました。
なんだか、自分や周囲の人の事を願うような場所ではなくて。
もっと根源的なことを願わずにはいられないような大きな気が満ちている場所でした。


 九州本土の福岡県宗像市にある「辺津宮」から船で大島に渡り、次は「中津宮」を訪れました。

フェリーに乗って大島に着いたときは本降りの雨でした。







本殿をお参りする前に、沖津宮遥拝所を先に巡りました。

 写真では伝わりませんが、雨の中、フェリーの着いた神湊港から
島のワンボックスカーの乗合バスで、沖津宮遥拝所まで辿り着きました。
大島と本土をつなぐ船は12月~3月までは運休しているそうです。玄界灘の冬は厳しいのですね。

沖津宮遥拝所は渡島出来ない沖ノ島・沖津宮を
遥拝するために、大島の北側の海辺にあります。

一般の人は沖ノ島に参拝出来ないため
この場所から、はるかな沖ノ島にむかって参拝するそうです。
天候に恵まれれば、沖ノ島を肉眼で確認出来るチャンスもあるそうです。





再びバスに乗り、港に近い「中津宮・本殿」をお参りしました。
雨だからとワンボックスカーの乗合バスの女性運転者さんがバス停よりは少し先の本殿前まで乗せてくれました。旅をすると、人の親切が有難く沁みます。




大島中津宮は七夕伝説発祥の地と言われているそうです。

私は沖ノ島に行けないのは距離の問題だと初め思っていたのですが、沖ノ島は神の島だそうです。

更に沖ノ島は玄界灘の真ん中に位置する「絶海の孤島」と呼ばれているそうです。本土の辺津宮から派遣されている神職の方が10日交代で365日勤務して、中津宮で日々祭祀を行い、一人で島を守っているのをパンプレットを読んで知りました。
大島を後にするフェリーの中から撮った写真です。

私は「神社仏閣」は好きですが、全く詳しくありません。有名処ぐらいしか知りませんし。
でも、有名な神社はだいたいよくもまぁこんな場所に
作りましたねというような、現代でも条件の厳しい場所に在ることが多いなと、思わさせます。
それだけ、祈りや想いの籠った、そして恵みと脅威でもある自然との中で、求めたれたり、選ばれた場所なんだろうなと毎回うすぼんやりと感じます。

今回、埼玉から飛行機、電車やバス、フェリーを乗り継いで、目的の
「宗像大社」詣でが出来たのも、この旅に誘ってくれたMさんのお陰です。Mさんは司禄星が効いている命式の方なので、細かく詳しく調べて日程を組んで下さったので、安心して旅を楽しめました。感謝でいっぱいです。

私も司禄星は持っていますが、やはり中心にある人と
中心星ではない者との差を、具体的に検証できたのも
楽しかったです。
そして、この旅のメンバーは宿命中殺仲間でもありました。三人共にそれぞれに偏りがあるのですが、他の方の中殺らしさは良く分かるのですが、自分のそれは何だかなぁ~という感じですね。
でも、中殺者同士の親和性があるので、とても楽しい居心地の良い旅でした。