調舒星の毒

調舒星を持とうがが持つまいが、人は誰でも後悔しやすい、あああああああ!失敗したと
自分を省みやすい生き物ではないのかな?

調舒星の意味を学ぶまでは、
私は言いたいことは言う人間のつもりだった。

初めて占われて「あなたは伝達の星を持つ、それも間接的伝達だから、考えていることが
伝わりにくい」と言われて、ちょっと愕然とした覚えがあるのです。


自分的には他者にとって、自分はわかりやすいタイプの人間と思っていたのだ。
私にとって他者は良く分からない存在だったのに。

そこで、気がつく。
ストレートな物言いだからとて、それが人に伝わりやすいとは限らない。

キツイ毒を含みながら、相手には何を言っているかピンと来ないというような
話術だったのかな私?と思った。

何を考えているかが、
わかりづらい。

ブログを書くようになって、わかりやすく、客観的に伝える難しさを痛感中。

基本的に調舒星が主観的な星であってもだ。

私の母親も調舒星を中心に持つ。
彼女は更に鳳閣星も持っているので、客観的に否定的に毒を吐くのが上手い。
そんなもん、上手くても誰も喜ばないですよ。

なので、自分の思考回路の癖
反応の癖として、
否定から入るのは止めようとかなり意識している。

ナチュラルにしていると否定から入っている。

子供が何か作って見せてきたら
まず、作った事実を認めよう、ホメよう!なのに
第一声が「もっとこうすれば良かったのでは」じゃ
子供の気持ちが萎えるよ。

ホメたら、何か損するんですか?と
言いたくなるほど、必ず、もっとこうしたらと返ってくる。
子供の自信など育つ訳がない。
ということについて意識しているので
私は自分の子供はホメた。

でも、子育ては日々試行錯誤で
上の子より、下の子の方がその課題はスムーズに出来た。

上の子の子育ては全てが初めてのことで
それ以外に考えたり、対応したり忙しい。
簡単に言えば親である自分に余裕がない。

なので、自分の当たり前をなぞってしまう。
無意識に親のやり方を繰り返している。
そのことに意識が行くまでにも私は時間が必要だったので、
上の子にも私の毒はかなり伝染してしまっている気がしている。

おおいに反省し
謝れる場面では謝ったし、
解毒出来るように愛のある言葉で話したいと努めているけれど、
調舒星のデフォルトは「否定」から入るだと思う。

パッと反応してしまい、もっとこうしたらと言ってしまう。
でも、それは求められてない。
それは相手から、
求められたら言えばいいだけの話だ。

それよりも
伝えるべき言葉も
愛情も調舒星には分かっているはず。
感度が良過ぎて、当たり前の必要な言葉を飛び越えているだけだから。

「わかっているはず」そんな前提に甘えて
毒のある言葉を愛する人に浴びせ続けたら、
自分の愛は枯れなくても
相手の愛は枯れてしまうということを自戒をこめて思っている。

それから、調舒星には好きだから、
相手をかまいたい、いじりたいという愛情表現的な欲求もあるの
だけれど、行き過ぎると毒になる。

私も時折、禄存星夫にもっと優しく言ってくれ!
とかなんで、そんな風にしか言えないの!とお叱りを受けています。
その度に反省して、愛のある言葉を選ぶように努めている。