算命学ではその人を作るのは命式＋環境と考えます。
昨日、自分の本質を生きるのはハードル高いと書いたのも、
自分の星を活き活きと輝かせる、気持ちよく消化できるためには
自分にふさわしい環境が本当に大事です。
運は人が運んで来ると言われます。
誰と出会うかで人生は大きく異なる。
そうです。どんな親に育てられてたのか？
どんな家に生まれたのか？
どんな育成環境かは大きくその人の人生も
その人の在り方にも影響します。
その影響によって、本来の本質としての「私」を生きられない人は
本当にたくさんいます。
私も親に”気にいられない”子供でした。
わがままで強い、万年反抗期と言われて育ったんですが、
毎日、毎日聞かされる親の自分へのダメ出しは
しっかり自分への呪いの言葉として根付きました。
子供は親に愛されないって恐怖です。
ああ言えばこう言う性格だから反射的に言い返す可愛げのない子供でした。
でも、子供は子供なりに反省するし、親に愛されようと
自分でも毎日、自分にダメ出しし続ていてます。
ちゃんとしよう、怒られないようにしようと思っていても
子供ですよ。
素のお前が気に入らない！と言われても
自分をコントロールなんて出来ませんよ。
親はお前を愛している。
お前のためを想って、お前を正していると
言い続けていました。
でも、高校生くらいの時にその愛し方は間違っていると感じていました。
その判断は今思えば正しかったんだけど、
その時はそう考える私は贅沢なのでは？と
自分にダメ出ししました。
愛されてるのに、愛され方が気に入らないというなんてと。
お前はダメだ！
欠点を直せと言われて育つと
当然、劣等感が強くなります。
自分で自分を当たり前に受容出来なくなります。
自分が嫌いなる。
自分は親の求めを体現出来ない無価値な者だと思うと
生きる力、自分を信じる力が奪われていくんです。
命式的に剋される官の星が効いてる子供は
親の期待を背負って頑張り抜くか
私のように官の星が効いてない子供は
頑張れないろくでなしとして自己認定するか。
もうそれだけで本来の自分・本質的な自分は十分に歪んでます。
親と上手く行ってない人は一刻も早く親から離れましょう。
物理的に親と距離を取り、子供の頃から繰り返されている
親があなたに吹き込んでいる物語から、
親があなたに演じさせたがっている役から、
逃げだしましょう。
私も自分が生き延びるために、実家をでました。
でも、親と縁は切れなかった。
自分が悪いと思っていたから、反抗した分
困らせた分、親元を出たからこそ親と上手く付き合いたいと願ったからです。
でも、親と付き合い続けていれば、親との物語は続いているんです。
親を断ち切れるようになるまで、長い時間がかかりました。
現実的に親を断ち切っても
自分の中に、長い年月をかけて根付いている親の言葉が
呪いとなって自分の中でこだましていました。
親の呪いを解くには、時間がかかります。
だから、今苦しんでいる人は、少しでも早く親の呪縛から
解かれる旅に出ましょう。
親だって他者です。
他者に気に入られない自分でも
自分が自分を気にいったら、自分をちゃんと受け止められたら
気分のいい毎日を送れます。
親があなたを気に入らないのは
あなたの問題ではなく、親の問題です。
そのことをあなたが背負う必要はありません。
自分で自分を愛することの出来る力を鍛えましょう！
それが出来ないと本質的な自分は生きられない。
他者を喜ばせたり
幸せにするために生きる前に
誰でも、自分は自分でいいんだ！と思って
自分を当たり前に大切にして
すっきりした顔で生きて欲しい。
そのために
自分を知ることは、しあわせを感じる自分を再生する基本となります。
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