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私は占いに興味を持つまで「運」ということについて考えたこともなかった。
自分が運がいいとか、運が悪いということが気にならなかった。
会社勤めの仕事が辛くなって、出会う上司がろくでもない奴ばかりだと思った時に
初めて、もしかしたら私は上司の運が悪いのではと考えることができた。
今、思えば、私はその時点で運が悪い、とてもバカだった。
私の半分はずーとバカだなという選択の連続で生きていて、
残りの半分は自分の握力まかせだった。
握力って何ってことですが
考えるより先につかんでいることが稀にあるから。
その時は不安も何もなく、当たり前に手が伸びてる時で
いつも後付けで理屈となる言葉を探す感んじだ。
言い換えれば、私はあんまりロジカルな人間ではなく
理屈やロジックは好きだけど
それでは生きてない気がします。
先に答えがあり、その答えにぴったりの言葉を
探すために試行錯誤する。
そんな人生だ。
好きとか大事なことは実は既に定まっているけれど
それが上手く言語化出来ないから、そのための言葉や世界や環境や
自分にとっての好みとしっくりくるものを探していくために
進んでいる。
自分の中に答えの無いことは
自分が知らないことは
どんなに考えても見つからない。
でも、確かにあるけれど、上手く言語化出来ないことは
自分という狭い縛りを、
育った環境や生きてきた環境から与えらた
常識という枠から
解き放すことが大切だから
世の中を知ることを
自分の力にしないといけないとずっと考えてきた。
でも、バカなので、私はずっとわざわざ苦しいことに突進してしまうような、
苦手と重々知っているけれど
みんなが出来ることなら、私も出来ないとダメだろうと
自分に求め続けてきた。
もっと自分が大人ならとか、もっと自分が強かったら、
もっと自分が進化したらクリアできるんだと思っていた。
苦手だけど、まったく興味ないけれど、出来るを証明しないと
みんなの仲間に入れてもらえないと思ってきた。
感じないふりして、出来るを証明してもそんなことは、
みんなには当たり前すぎて
そもそもが証明するようなことでは
ないのだろう。
疲れている自分を発見した。
そんな生き方って、ちっとも気分良くない。
楽しくない。
クリアしたつもりになって心が
動かななくなってるだけだった。
苦しくない生き方を求めているのに
修行が足りないからと更なる苦しみにダイブするという
選択をして、負荷がないと刺激的じゃないくらいに
おもっている頃もあったけれど。
この年まで生きてみて
気持ちよく生きるって大事だと思っている。
いい気分で生きられない人にいい運なんて来ない。
みんな占いをして、いい運を欲しがる。
断捨離して
掃除して
整然とした澄んだ環境が大事ですって基本のキとして
言われているけれど
自分の心も整っていることは
いい運の必須アイテムでしょう。
自分の心が曇っていたり、淀んでいては
始まらない。
自分を気分良く暮らさせる。
気分良い環境に置くって大事なことです。
それが、コロナ禍で立ち止まってみて分かった。
だから、自分を苦しませる環境からは
それは人間関係・親や上司でも
脱出できるならした方がいいと私は思っている。
苦行はいらないんじゃないか。
求めなくても、生きる過酷さは
誰にでも、いつだって予想を超えて
訪れると２０２０年に切実に思う。
よりよい場所を求める努力の方が
環境の悪さと全力で戦うより合理的だ。
苦痛を感じない努力をしてしまうと
そもそもが幸せにないたいとか
より良く在りたいから始まっている意欲なのに
幸せであることや
気分良いことすら
感じないような在り方に心が固まってしまうだけだ。
かたまった心をほぐすって
すごいエネルギーを必要とするので
やっと私はほぐれだしたので、これからは心地よい自分を
大切にします。
そのために占いも学び、実践する。