溜めを活かす!

算命学では命式の五行は流れていた方がいいと言われます。

水もせき止められるより流れていた方がいいですが、

陽占で五行の気の流れを見ると

①全ての星が循環して流れる人

②全部には流れないけれど、いくつかの流れが出来る人

③どこにも流れない人

私が鑑定の現場でお見受けする限りにおいては①と③はレアな気がします。一番多いのは②ではないでしょうか。

①の人はご自分の持つの星の流れがスムーズで、他者に与える印象も柔和な感じ。

固まらない、自在性があることが魅力なのでその良さを主星で活かして下さい。

③回らない、なにかしらのこだわりや頑固さがある。回らないということは剋し、剋られの

意味が強く出ます。主星と剋関係で現れるあなたらしさが活かしポイントです。

そして②は気の流れががどの星で止まるかが、

あなたの溜めポイント!

集まって蓄えられて、いぞという時に力として漲った先の、持って生まれた活かせる力です。


例えば、今日生まれた方の命式は

西暦2021年2月5日


牽牛天南
祿存祿存玉堂
天馳車騎天祿
午未天中殺

陽占にある星は禄存→車騎・牽牛→玉堂でこの方は玉堂が溜まる星です。

気の流れは木(貫索・石門)→火(鳳閣・調舒)→土(禄存・司禄)→金(車騎・牽牛)

→水(龍高・玉堂)→木(貫索・石門)で流れていきます。

一言ポイント

あなたの星が

貫索星で止まる:頑固に保守的に何かを守り抜ける力

石門星で止まる:他者との協力のもとで信念を通す力

鳳閣星で止まる:人に何かを伝えていく力

調舒星で止まる:自分の感性を打ち出す力

司禄星で止まる:何かを集めたり、まとめる力

禄存星で止まる:人や物を引きつける力

車騎星で止まる:損や役回りを引き受けて行く力

牽牛星で止まる:責任感や達成への努力の力

龍高星で止まる:発想することで他者を感化する力

玉堂星で止まる:人を育てたり支援する力


誰でも自分の持っている力の活かし所はあるはず!

自分の出来る、使いやすい力を活かし、それぞれに適材適所で

開花しましょう!