未来や夢を語るためには現実的でありたい!

私の伯母が少し前に、105歳だか106歳で亡くなった。コロナ禍の世界で、伯母の妹に当たる私の母は自分の体調が悪く、自分が生きるか死ぬかでそれどころじゃないらしい。
お知らせをいただいたが、不義理をした。
コロナの前の世界では、葬儀にどれだけ人が集ったかで、その人の人生を測るような価値観があったけれど、そんなものはこれからの世界には不要となったのだろう。

コロナはあらゆる場面で、私達の人との距離感について考えるように迫ってくる気がしている。

人生100年時代だと言っている。
現実に知っていた伯母が105歳まで生きた。
その年まであと何年あるのかと思うと怖くなる。

誕生からの50年と
50歳からの50年は同じ50年でも全く異なる。

私たちは本当に人生100年時代を生き抜けるのか?

私は50代で占い師として、デビューして
「人生二毛作」を唱えているけれど、現実を生きていると
それは、そんなに容易くないと知る日々でもある。

占いを学ぶ前の私は、まだ40代だった私は
自分の人生のテーマは子育てだと自負していた。

うっすらと頭で計算した時にこのままでは、人生の時間が余りそうだと気がついたけれど、
私も老いたり、枯れたり、穏やかになり、そのうち孫でも出来たら
気も紛れて何とかなるだろうと高を括っていた。

ちゃんと自分の現実を見ようとせず、
自分から働きかけたり、何かを始めようとも思っていなかった。
ぼんやりと環境に期待していただけだ。

でも、現実は子供は
子供に向けている私のエネルギーをうざいと感じているらしいと
気がついてしまったし、なだめようもなく、巣立ちたがる子供たちの
自然の摂理に心に大きな穴が開いたのを実感した。

そこから試行錯誤するしかなかったのですが、
もうね、今なら構造的に子供は巣立つので
もっと早く準備をするべきだったのだと思う。
でも、それをしたくなかったのは、求めてない現実について考えたくなかったからだ。

いまを懸命に生きたとも言えるけれど
未来や自分としての夢はたずさえてなかった。

理屈と気持ちと肉体をともなう現実。
老化のスピードの現実なんて40代は想定外でしょう。
コロナになって、マスクをして暮らし始めて、
最近私は自分の顔が気の抜けた老いた顔に
変化しているのに気がついたし、
身体もどんどん固くかたまって行く
眠りの質も下がっている
何もしていないと、あっという間に老けるのだ。

老いが加速しては人生二毛作なんて夢のまた夢だ。
自分をメンテナンスしながら、残された時間を出来るだけ有意義に暮らすには
ぼんやりと妄想していたり、環境に期待する暇はないです。

算命学では一番陰転しやすいのは、星の強い人たちと言われています。
陰転とは、エネルギーが不完全燃焼すること。
私を含む子丑天中殺生まれに代表されるような晩年に強い星がくる人達は
陰転して周囲に迷惑な老人とならないように
家庭でくすぶって自分のエネルギーを持て余さないように
一緒に現実的に人生二毛作を生きましょう。

私は命式に吉凶は無いと考えています。
命式は個性でその個性を生かす環境が作れるかどうかが大事なこと。

迷惑な老人になるようなエネルギーを
そのエネルギーをどう使うのか?
どういう活動をしていけるのか?
これから何を生み出していけるのか?
が大切でそもそものエネルギーには善悪など無いのだから
自分の持ついい面も悪い面も使っていく
ご機嫌に自分の星やエネルギーを使い果たして行きましょう!


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