圧倒的な迫力!ボテロ展に行って

先週、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展ふくよかな魔法」に行ってみたら、これが楽しくて私に大きくヒットしました。


実は私、今年90歳になるコロンビアの芸術家のフェルナンド・ボテロについては全く知らなかった。

Twitterから、連日流れてくるボテロの絵画を見て、初めてその存在に触れて面白そうとなり、会期終了近くなって足を運びました。

行ってみたら、Twitterで見ていたより、絵画の生の迫力と大きさと、統一された世界観がインパクト強くて、風刺が効いている目線が面白かった!久しぶりに美術展に行って図録を購入してしまいました。

普段は図録買うより、その分で違う展覧会に行きたい、体験を増やしたいと思っているので。でも、音声ガイドは必ず借りる派です。たいして絵画への知識が無いので、情報は欲しいのです。

Twitter情報で、期間限定で展示室内の全作品が写真撮影可になっていると知り、その期間を狙って行きました。

私の一番お気に入りは2015年の作品の守護天使です。ベットで寝ているのは、ボテロご本人で、風変わりな自画像でもある。

このふくよかな裸婦の守護天使が空間に浮いているのに、軽やかでなく、浮いているのが不思議に感じる重量感で、背中の羽は石膏とか、重たい素材感も出ていて、笑える作風ですよね。

何度みても、ニヤリとしてしまう感じがたまらなく好きです。

図録の中にあるボテロの言葉に

「芸術とは、同じことを、違う方法で表現しようとすることだ」や

「様式とは、芸術家の信念を反映したものだ」とか

めちゃくちゃカッコイイです。

その言葉は作品によって具現化され、圧倒的存在感と風刺とユーモアとなって顕われていました。

どんな人?ってそれは気になります。

鳳閣天祿
龍高龍高貫索
天堂祿存天印
寅卯天中殺

陽干ばかりで、陽の気はそれは精神性の世界へ向かうし、自分の概念大事だよね!と思います。

命式の中に日干支と月干支の天剋地冲がありますね。誤解を恐れずに言えば、わがままに生きてしまう方がいい人ですよね。

年譜を見ていたら3度結婚されていました。

天剋地冲でピカソを思いだした。先週ピカソ展にも行きました。

6/19までの「イスラエル博物館所蔵ピカソーひらめきの原点」に行って、彼の恋愛が、作品にどれどけ影響を与えていたかという展示方式で、恋した相手はピカソにとってのミューズとなり、その時恋した相手をモデルに沢山、作品を生み出していました。正妻や愛人を含め5~6名の女性が紹介されていました。

ピカソも日干支と月干支の天剋地冲があったなと。

玉堂天馳
車騎車騎祿存
天庫車騎天南
午未天中殺

そうですね、穏やかな家庭運の人ではないですよね。
でも、ピカソもボテロも90歳を超えても現役芸術家である。
タフにワガママに生き抜いた人たちですね。

私は図録の中のボテロの若い頃の面構えも目つきもすごーく好きなタイプです。
ボテロ展は7/3まで開催中です。おススメです!