ツキを呼びたい!


先日、埼玉県さいたま市にある調神社に行ってきました。調でつきと読みます。地元では「つきのみやさん」と呼ばれているそうです。鳥居がない神社で、狛犬のかわりにウサギです。それゆえに県内では有名で私も以前から知っていましたが、今回初めて行ってみました。境内の中にはいくつもウサギの石像がありました。やはり卯年の今年は私のように、行ってみようと思われる方が多いのかもしれません。「つき」を月と考えてウサギらしいです。その名の通り「つき神社」なので、昔からツキを呼ぶ神社としてもご利益あるみたいです。
JR浦和駅から歩いて10分くらいの場所です。

やはり癸卯の年なので、ツキにあやかれたら嬉しいなぁと思います。


今年は急速に春爛漫で、ウオーキングしていても、咲き始めた花たちの彩りが眼に嬉しい毎日です。桜もあっと言う間だったような、乙卯月という芽吹き茂る感じが日に日に満ちて行きましたね。

3月は西洋占星術では、大きな星の移動がありました。東洋でも西洋でも、運気は常に、「あなたはどうしますか?どう生きるんですか?」って問いかけてくる感じがしています。

3月24日に冥王星が水瓶座に移動したことで、完全に風の時代へという言葉を最近目にしました。2008年から山羊座にいた冥王星が移動して、太陽山羊座の私は何か感じたのでしょうか?スパンが長くてまだ何とも言えない気がします。

40代だった自分が50代も終わろうとしている。20歳の人だって35歳、生まれた子供は15歳。充分に長い時間ですものね。何も無い人なんていませんよね。

単純に水瓶座冥王星の象徴を風と捉えると、風は疲れるよなと思ってしまいます。心地良い風だったとしても風に当たり続けると疲れませんか?
そして風は火を吹き消すので、自分の火を守る?灯し続けるとか、燃やし続けるが大切なテーマだなと、私は思っています。

そんなことを考える中で、たまたま読んだ本に丁度良く書いてありました。
稲盛和夫さんの「生き方」の中に
ーー『物事をなすには、自ら燃えることが出来る「自燃性」の人間でなくてはいけない。』
『自ら燃えるには3つのタイプがある。
①火を近づけると燃え上がる可燃性のもの
②火を近づけても燃えない不燃性のもの 
③自分で勝手に燃え上がる自燃性のもの』
とあり、
人間のタイプにもこの3つがあり、組織では不燃性の人間は望ましくないそうです。
なぜなら、不燃性の人間は自分が燃えない以外にも、他人や周囲の熱を奪う者もいると、
そう表現されると、私は長い間、不燃性の人間だったかなと思えました。

風が強い時は、自ら燃えて、その火を風の力で周囲に燃え移らせるぐらいじゃないとダメってことですよね。か弱い、はかない火はたやすく消されてしまいますからね。

だから、問われる訳ですね、何に自分を燃やして行くのか?
何であれば、燃えることが出来るのか?

稲盛和夫さんも言っています、「好き」こそ最大のモチベーションになると。
自分のやっていることに惚れている人は強いです。
コミットする力が大切ですよね。

活き活きと目の前の自分のやると決めたことに、取り組む先にツキも来るのかなという気もしています。

跳ねて飛んでツキを呼びこめるか?私もチャレンジする年でありたいと、調神社にお参りして改めて思う所です。
新しい始まりの、新年度の4月はスタートしたばかり、良きスタートを切って行きましょう。