昨日は牡羊座の満月でしたね。
皆さまは満月のアファメーションはされましたか?
満月は手放すとか、新月で種まきして満月には収穫などと、占いを学ぶようになって、初めて私は「アファメーション」という言葉を知りました。
そういう言葉は、たいがい受け止める側では、傷つけられたこととして認知されます。
人は「否定」を受け取ることを過酷だと感じてしまうはずです。
なのに、人は結構日常的に「自己否定」を続けているものです。
自己否定は今のこの私ではダメだということです。でもここを「否定」ではなく、「成長」したいとか、「向上」したいに用いる言葉を変換できたら、自分で自分を、自分の意図で変えて行けるはずです。
言葉は大切です。
はじめに言葉ありきです。
占いにとって、どんな言葉を使うかは、とても大事だと、占いの現場では、必ず毎回考えさせられます。
他者に投げかける言葉や、他者から投げかけられた言葉には敏感になるのに、人は自分に対してはけっこう無造作に言葉を放っています。私も自分で自分に悪態をつくタイプです。
でも自分に一番頻繁に言葉をかけているのも自分ですよね。
自分に対して、どんな言葉を使っているのかを見つめ直す機会はあまり、ありません。
あなたは、どんな言葉を使い、どんなことを日常的に自分に言い聞かせていますか?
その人の思考は言葉になって現れます。その人の感情も言葉になります。
直観的な方もいますが、行動を決めているのは、たいがい思考か感情です。
人は言葉、思考、感情、行動がその人の中でそれぞれに影響や葛藤を生んでいます。
でも、今回は、まず言葉からアプローチしましょう!というアファメーションのススメです。
人は自分にどんな言葉を語りかけるかによって、自分の在り方を変化させることが出来ると思っています。私は占いと関わることで、もっと楽に生きたいという欲求があって、そこを本当に望んでいたから、少しずつネガティブな思考から脱して、自分を俯瞰できるようになり、そこからまた少しずつポジティブな思考へと移行していき、ゆっくりと自分へのアレルギー反応的な、自分で自分が嫌だという所から好転していきました。
アファメーションの本質は自分で自分に語りかける未来を、より良くしていきたいという意図のもとにある言葉なはずです。
アファメーションで、自分ともっと仲良くなる。自分をもっと好きになる。が可能だと思います。
「豊かさ」とか「幸せ」とは何かは、本当に人それぞれだと思いますが、自分のことを好きになって悪いことは何もないでしょう。
アファメーション関連の本やコンテンツは沢山あるので、詳しいやり方は自分の適うものを選べばいいと思います。
大切なのは、シンプルに、肯定的に、現在、もしくは現在進行形で繰り返し言い続ける。
唱え続けるということではないでしょうか。習慣化するために。
その肯定された言葉に抵抗せず、その言葉を自分のものとするために。
言い替えれば、何年も、もしくは何十年も自分で自分に「お前はダメだ!」とか「お前は弱い」などと言い続けた時間に対抗するには、意識的に新たな習慣と成るまで唱え続けろということです。
自分に肯定的な言葉を投げかけるのを、ウソっほいとか、まがいものだと感じてしまう人もいるでしょう。私もそういうタイプでした。でもそれまで自分に投げかけてきた言葉が、自分で自分にかけてきた「呪い」だとしたら、その呪いを解くための、言葉がアファメーションだと考えたらいいと思います。
「呪い」はたやすく解けないものです。「呪い」という言葉に抵抗がるならば、今までのバージョンより、より良いバージョンへと自分の内側のソフトをアップデートすると考えてみるのもいいのではないですか。ソフトの不具合の修正には時間がかかるものでしょう?
でも、そこの不具合を修正出来たら、あなたはスイスイと起動しやすくなるのではないでしょうか?
自分を嫌い、ダメだと思い、自分なんてとか、自分はついてないなどの思考に基づいて自分を編集してきただけなので、編集意図のその思い込みを手放すために、自分の編集方針を変えるために、アファメーションは誰もが自分なりに出来る開運ツールだと思っています。
よりより未来のあなたへ向かって、転じて行く秋の季節に自分にいろいろと、しかけて行ってみて下さい。