夏至を迎えて、新たな始まり

4月に義母を見送ってから、何とも言えない寂しさがあり、ほぼ2カ月経過して、その期間は基本的にぼんやりしていた気がします。

普通に活動したり、あれこれ出かけたりしていましたが、自分の気持ちがうまくつかめないような。なんだかいきなり全部リセットしたいような。

でもコツコツと積み重ねてきたものもあるし、いま抱えているものを放りだしても、他に何があるんだろうと途方にくれたり。

まあ、一言で言ったら、喪失感でこころここにあらずで、ぽっかりと穴があいていたのかもしれません。

気が付いたら、2025年も上半期が終わろうとしています。

そう言えば、年の初めにあれこれ今年の目標や、今年やりたいことをつらつらと書いておいたなと思い返し、やっと自分という流れの本流に、戻るかという気持ちが芽生えました。

その間に、お目にかかったり、お話した方や、クライアントの方からの刺激やエネルギーも、私に力を与えてくれています。有難く感じています。自分の活動がなく、家に引きこもっていたら、もっと途方に暮れていたかもしれません。

思い返した、今年やりたいことのひとつに、ひとり旅をするがありました。

暑くなり始めた6月中旬に、行って来れたので、ひとつ目標クリアです。

ひとり旅の中身は、別の場所、未知ログの方に書きました。

占いを通して活動することで、本来行き当たりばったりに生きてきた、私が、未来を思い描いたり、時期を読んで対応したりと、生き方も暮らし方も、私なりに進捗を確認出来るようになったのは、成長かなと考えています。

種を蒔く時期に、咲き誇る花や実を求めても、種が芽吹かないことには、咲いてこないという当たり前の事が、実感としてわかるようになってきました。

種を蒔いたのだから、雨が続こうが、日照りが続こうが、その中で、天まかせ、自然まかせで、自分なりに出来るケアや、対処をして行くしかないのですよね。

せっかく芽吹いたのなら、大事に育むしかないのに、踏みつけたくなるのは、愚かなことですよと、少し前まで、途方に暮れた気分だった私に向けて言っておこう。

だから、時期を知るとか、自分という流れや、自分の物語の今の章が、どこなのか。

自分の現在地を知っているというのは、大事なことですね。

現在地を知り、そこからどうなって行きたいのかや、私としてこうありたのだ、という未来へのポジティブな希望は、どんな時代になろうが、時代や環境に揺さぶられる私達だからこそ、携えて生きたいと、思っています。

年初に、自分が掲げた目標へ、目を逸らさず進んで行かないとだなと。やっとぼんやりしていた私が、覚醒して来た気がしています。

東洋の占いでは年の区切りは来年の2月だし、西洋の占い的にはまだ夏至を迎えたばかりなので、起承転結の承の季節が始まったばかりですものね。

私のように、ぼんやりしていた方も、一緒に巻き返したり、自分本来のペースへ立ち戻ったりは、まだまだ可能な時期ですので、夏を頑張って越えていきましょう。

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