今度の土曜日は 麻布十番・占いカフェ&バー燦伍さんでの対面鑑定日です。
11月15日(土)15時~20時でお待ちしています。
燦伍さんは現在15時~23時の営業です。ラストオーダーは22時30分です。
前日までにご予約いただけたら、算命学は鑑定資料をお渡し出来ます。
鑑定メニューは
算命学・インナーチャイルドカード・タロット・クレアボヤンスです。
クレアボヤンスメニューは、事前予約していただいた場合のみ承ります。
ご希望の方は燦伍さん対面鑑定日2日前までにご予約下さい。
事前に透視して描いて、当日対面鑑定にてお渡しします。
鑑定料金は
10分 1500円
20分 3000円
30分 4500円
40分 6000円
60分 9000円です。
✫燦伍さんでは鑑定代金の他にワンドリンクオーダーをお願い致します。
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先日、久しぶりに家族で旅行に出ました。
みんなのスケジュール調整が難しくて、だいぶ時期を過ぎてしまいましたが、一応私の還暦旅行でした。
旅の真ん中あたりで、夕食のレストランからホテルに戻り、コートや手荷物を部屋に置いて、隣接する子供たちの部屋に顔を出して、自室に戻り、さて、貴重品を入れているポーチは?と思っててあたりを見回したが、無い。
子供たちの部屋に置いてきたのかな?と確認するも無い。
ここで私は慌てふためき、オロオロしました。
パスポートや貴重品を紛失したのか?と。
夫の目で部屋の中を探してもらうが無い。
これはレストランで落としているのでは?と探しに戻ろうと夫にうながされますが、自分が落としたら気が付くはずでは?という疑いがあり、探しに行かなくちゃとは、思えず。
でも夫や子供にうながされて部屋のドアまで進んだところで、何も考えていなかったのですが、いつも寝る時にポーチを置いておく場所を、自分の中で決めていて、
その場所を確認したら、そこにちゃんとありました。
夫や子供は、言葉なく、部屋の中に戻る私が不思議だったそうですが、私も不思議だった。
自分でそこにあるとも、そこを見てみようとも思ってなかった。
脳内に言葉はまだ生まれていなくて、ただ、カラダの方が先に動いていた。
頭がわかっていないことを、カラダは先にわかっている。
生きていると、こういう不思議なことがたまにありますよね。
優れたスポーツ選手とかは、身体反応で動いているのではないかしら。
私も、時折、言葉よりも、気持ちよりも、カラダの反応が早いことはあります。
というより、言葉は遅いんだよなと常々思っている。でも言葉を用いて、どう生きるかをやりたいんだよなとも思う所です。
この夜の出来事は、何か前哨戦で、帰国して、成田から子供たちと別れて、夫婦で自宅に戻る途中で、電車の網棚に夫が自分のリュックを置き忘れてしまうという出来事があった。夫はリュックに貴重品を入れていた。
無いと気がついた夫に、告げられた時、私の反応が大げさすぎると、みんな俺を見ていたぞ!と言われるが、私は驚きに弱いので、すぐパニックになるタイプなのだ。私は、全く夫の背中にリュックが無いことに、告げられるまで気が付かなかった。
でも、私があの夜、無くしたかもと言って騒いだ時、夫も子供も私を責めず、優しかったので、私も、無くした本人の気持ちは既に体験済みなので、優しく対応したいと努めた。
でもなー。飛行機で全く眠れず、それなりに疲れていたので、自分のキャパ的には、かなりゆとりの無い状態だった。
ただ、無くしたのが、日本で良かったとも思った。
そこから鉄道会社に連絡したり、カードを止めたり、警察に届を出したりとやらなくてはいけないことに、スーツケースを引っ張りながら対応した。
今回初めて知ったのですが、電車は東京と埼玉を行き来しているので、警察の届けは埼玉と東京の両方にしてくださいと言われたこと。
そこで埼玉県警と東京都の警察の対応力の違いなども実感した。
交番で待たされていた時、ふと、ネットで易で占ってみた。
夫のリュックは出てくるでしょうか?と。
易にしたのは、タロットだと自分の欲が出て、読みを捻じ曲げそうなので、欲を反映出来ない、わからない易で占ったのだ。
結果は、天風姤の五爻だった。
天風姤は「遭遇」であると。まさにと思う。
説明文は、”びっくりしたよね、人生にはそういうこともあるから、ここはまるごと受け入れて、どう転じていくかに賭けてみて”みたいな内容で、これを読んだ時に、
賭けてみるなら、私が紛失したら、出てこないかもしれないが、夫なら出てくるかもなという気がしたのだ。
その日のうちには、鉄道会社からは、何も連絡が無かったが、私も夫も疲れ果てて、その夜は、不安を感じる隙間もなく、二人とも爆睡した。
翌日の朝になっても、連絡は無かったので、もう出て来ないかもねと、諦めかけていたら、昼過ぎに、乗った電車の終着駅の紛失物預かり所に、該当のリュックらしきものが保管されていると連絡が来た。
駅員さんが、回収してくれたそうだ。
夫が、早速、その駅まで出向いて確認したところ、全てそのままの状態で、彼のリュックは戻ってきた。感謝しかない!
そこで、やっと私たちの今回の旅は終わったなーという感慨にふけることが出来た。
アクシデントも旅のうちと、アクシデントに弱いからこそ、常に自分に言い聞かせている私だけれど、なかなか自分という器は広がらず、まだまた身勝手な自分を思い知る一連の流れだったなと反省する。
驚いたあとで、私は、何故かどこからか、ぐっと冷静になり、物事に対処出来るようになるんだけど、驚かず、初めから冷静ではいられないのは、この人生では、変えられないことかもしれない。
何事も鷹揚に構えるには、至らずに私の人生は終わりそうだ。
そして、ネットで占った一文が、なんとわなしに、心を軽くしてくれていたのは、本当なので、占いや、言の葉が、人にもたらす効用を、改めて有難きことと思う。
