物語は聞いてくれる人がいるから深まる~夏至の「欲望を語る」インナーチャイルドカード会に参加して~



 ウラナイ8さんで開催された”夏至の夜に語る欲望の宴~特別版インナーチャイルドカード会”に参加してきました。

主催の翡翠輝子先生が冒頭で、日本人は自分の欲について語るのが、表明するのが下手過ぎるという主旨のお話で、その夜の会はスタートしました。

ほんとうにそうだ!
私も自分の欲望なんてものを、語りたいとか、自分にどんな欲望があるのかをちゃんと言葉にしてみるなんてことはしないで、ぼんやりとその時々の反応で生きてきた。
ぼんやりとした欲望しか持てなくても、なんとか生き抜けたのは、日本という国だったからであり、その恩恵を享受してきた側の者なのだなと自覚した。

他人の、はっきりとした欲望に触れた時に、いくつもの刺激を受けてきて、そうか、そういう手もあるのかとか、そんな発想ありなのかと、瞠目させられてもきた。

ここにきて、主体的に自分の欲望に触れてみたいという気持ちになっているが、まだまだぼんやりしているところに、”欲望を語る宴”の開催を知り、参加してみることにした。

私は、インナーチャイルドカードを複数の人達と読みあうという会に参加したのは、初めてだった?もしくははるか昔のことで忘れている?ので、もう面白すぎた。楽し過ぎた。

そしてある種の場の力と、偶然に引いたようでいて、必然に思えるカードが、参加者それぞれの手元にやってくるという現場をみて、その不思議さと強さに魅せられた。
改めてカードってなのか、占いってなのか、とにかく面白いわ。

参加者6人で、闇鍋方式といいながら、ひとつのデッキのみを使って、78枚のカードをみんなで引き合ったので、どのカードも別の人には、重複して出ない、私のカードなのだ。

そして、引き終わって、並べてみると、どれもが、その人に、ふさわしいというか、その人の物語に必要なカードが采配されているかのように、並べられていることに、ひとつ、何か感動を覚えた。

世界の、カードの理がしめされている気がした。

事前に自分の欲望とは何か?は考えておいた。
健康でありたい
お金も欲しい
時間も欲しい
気になっていることを知りたいとか、
でもそれって何のために?が集約されたところに私の欲望があるのは、わかっていたので
それを言葉にしたら私の欲望は、「行きたいと思っている場所へ行くこと」となった。

そのテーマとして1枚目を引いた時、私のカードは
「ハートの6」で、無意識にイヤだなが顔に出ていたところを、すかさず天海玉紀先生に指摘される。

何年たっても、ハートのカード、面倒くさいとおもっているという自分を発見。
だから、このハートの6をどう捉えるか?
既に言葉が詰まり始めている私に、参加者のお1人から、「6人の人魚は全て自分でいいのでは?」という素晴らしいアシストをいただく。

通常なら、人と繋がれるとか読みたくなるカードですが、6人の人魚全て自分と思うと、いまテーマにしている私の欲望を物語れる気がしてきて、すごーく世界が豊かに思えた一瞬だった。いろんな自分を見たいし、その時々の場所に対する自分が現れてくる。

そして、会を終わってから、更に気がついたのは、昨年ひとつ自分の大きな欲望を果たしたから、そこから芋ずる式に、まだ立ち現れていなかった私の中の欲望が、水という感情の中から次々と具体的に現れてきているのを、コウノトリに乗っている既にひとつ果たした私自身が、まだ心の奥に置いてあった欲望を引き出し始めているんだなとも、感じられた。

次に引いたのが、結論となるカードだ。この物語の未来は?で私は「アラジンと魔法のランプ」タロットカードならば、1の「マジシャン」だ。
新しい始まり。自分の世界をもっと目覚めさせていく。そして、魔法の絨毯で冒険旅行でしょ?と思うと、欲望を果たしていく勇気となった。
後ろの本棚の存在を忘れないようにと、翡翠先生からサポートしていただけたのも嬉しい。

そのために2枚目の「何をすればいいのか?」で引いたのが、ワンドの8だ。
78枚のカードの中で、一番燃えているカード。
玉紀先生にそのカードはイヤじゃないんですか?と問われるが、全くイヤなカードには感じられなかった。
炎の燃やし方、エネルギーの使い方が大切なのかもしれない。もっと熱く自分の中の炎を燃やさないと、新しい始まりはスタート出来ないのですね。
参加者の方からのサポートとして、練らないで自分で思っているよりも早く回すこと。もつとプリミティブでいい。火はアートなので、存在として出すなど、素敵な言葉を贈っていただき自分の語りたい物語がより豊かになりました。

そして私以外の参加者の方の、それぞれの人生の彩る欲望を聞けて、それはとても真夏の雨の夜の宴として、きっとこれからも忘れないひとときとなりました。

そして会場となったウラナイ8号室には、初めてお邪魔することができました。
何年かぶりで尋ねた街や場所は、懐かしくも新しく進化してたし、一期一会の皆さまと、通常では語り合えない、濃厚なひとときは、夏至を迎えていくにふさわしい一夜でした。